こんなクリエイターに見て欲しい
- ゲームに緊張感のあるギミックを追加したい
- プレイヤーの体力を管理するシステムを作りたい
- スクリプトでイベント処理を学びたい
プレイヤーハザードとは
プレイヤーハザードとは、プレイヤーが触れると体力を減少させる危険なオブジェクトで、ゲームに挑戦的な要素を追加するための重要な仕組みです。
今回の記事では
- 見えない水のハザードを作成する仕組み
- プレイヤーのライフサイクルイベントを処理する方法
- コイン数をリセットするシステムの使い方
を解説していきます。
ハザードの基本構造
基本的な水害の作成
見えない危険ゾーンの設定
ハザードフォルダをワールドフォルダ内に作成し、その中にブロックパーツを配置します。透明度を1に設定することで見えなくなり、CanCollideを無効にしてプレイヤーが通過できるようにします。アンカー済みを有効にして位置を固定し、水面と同じレベルに配置することで自然な危険エリアを作れますよ。
ハザードサービススクリプト
プレイヤー検出の仕組み
ServerScriptServiceにハザードサービススクリプトを作成します。TouchedイベントでプレイヤーがハザードOBJECTに触れたことを検出し、Humanoidの体力を0に設定します。GetChildrenメソッドですべてのハザードを取得し、forループで各ハザードにイベントハンドラーを接続する効率的な仕組みになっています。
プレイヤーライフサイクル
イベント処理の実装
PlayerAddedイベントでプレイヤーが参加時にコイン数を0にリセットし、CharacterAddedでキャラクターがスポーンするたびの処理を設定します。Humanoid.Diedイベントでプレイヤーが死亡時にコイン数を再びリセットし、PlayerRemovingでプレイヤーの状態をクリーンアップする完全なライフサイクル管理を実現します。
task.spawnの活用
非同期処理の重要性
WaitForChildメソッドはプレイヤーループを停止する可能性があるため、task.spawnを使用して別スレッドで処理を実行します。これにより、プレイヤーのライフサイクルの他の側面が滞りなく実行でき、スムーズなゲーム体験を提供できます。
まとめ
今回はRobloxでプレイヤーハザードを作成する方法を解説しました。見えない危険エリアの作成から、プレイヤーのライフサイクル管理まで、ゲームに緊張感を与える重要な仕組みを学ぶことができましたね。
習得したスキル
- Touchedイベントでプレイヤーを検出する方法
- プレイヤーのライフサイクルイベントを処理する方法
- task.spawnで非同期処理を実装する方法
これで、あなたのゲームもより挑戦的で面白いものになります。さまざまなハザードを追加して、プレイヤーを楽しませましょう!
投稿者プロフィール

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(株)ゲームガム 代表取締役社長 / Roblox開発スタジオ GameGum 責任者 / 現役大学院生 金属×ロケットの研究従事 / ゲーム配信Mirrativ 配信者 / 国内最大級メタバースクリエーター向けテックブログを運営。
「メタバースクリエーターと1兆円の経済圏を作る」ために活動中。Xのアカウントのフォロワーは2000人弱(2025年4月現在)
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